スズメバチの蜂の子の健康効果

日本で主に食用とされているのはスズメバチの蜂の子です。 中国などではミツバチの蜂の子が漢方や食用に使用されていますが、スズメバチの蜂の子も健康効果は同様にあります。

またスズメバチの蜂の子は体が大きいため食用に向いています。 更に蜂の子以外に唾液や成虫の毒にも優れた効能があることが判明しています。

このように魅力的な効能を持ったスズメバチの蜂の子ですが、具体的にはどのような効能があるのでしょう。

蜂の子の効能

蜂の子には滋養強壮、耳鳴りの改善、免疫力の向上など多種多様な効能があります。 これらの効能の要因は蜂の子の高い栄養価にあります。 蜂の子は高水準で多様な栄養素を含んでおり、体の芯から健康効果が作用します。

蜂の子の多くは長野県で生産、加工されています。 長野県では伝統的に蜂の子を食べる習慣があり、現在でも根強い人気があります。

また長野県の人々はとても長寿なことで有名です。 一説には長野県民の長寿の秘訣は蜂の子を食べているからだ、と論じられることもあります。

更に蜂の子はうつ病やメニエール病などの疾患にも効果を発揮します。 特にメニエール病は治療が遅れた場合、完治が難しい病気です。

もし病院で治療を受けても症状が改善しないなら、医師と相談して蜂の子を継続して摂取してみてはいかがでしょうか。

スズメバチの蜂の子の唾液の効能

スズメバチはミツバチとは違い肉食性なので、スズメバチの蜂の子は親から他の昆虫や、場合によっては小動物の肉団子を与えられます。 このためスズメバチの蜂の子は体が大きく、身もしっかりしていてタンパク質が豊富です。

この豊富なタンパク質がスズメバチの蜂の子の高い滋養強壮効果の理由の一つです。 体にたっぷりと栄養を蓄えたスズメバチの蜂の子は、蜂の子が分泌する唾液にも高い栄養成分が含まれています。

蜂の子の唾液はアミノ酸の混合物で、実はこれは成虫のスズメバチの主食です。 スズメバチは昆虫などを集め、蜂の子に食べさせると、その見返りに蜂の子からこのアミノ酸の混合物を分泌してもらいます。 この分泌液はいわばスズメバチのガソリンです。

分泌液に含まれるアミノ酸は脂肪を燃焼させる効果があり、幼虫だったころに蓄えた豊富なタンパク質などの栄養をこの分泌液で効率よくエネルギーに変えて飛び回っているのです。 このことから、この分泌液を利用したスポーツドリンクも販売されています。

このようにスズメバチの蜂の子の体は栄養の塊といっても過言ではありません。

スズメバチ酒

成虫のスズメバチにはご存知の通り毒があります。 この毒は体内に注入されるとアナフィラキシーと呼ばれる一種のアレルギー反応を引き起こし、命を落とす場合もあります。

一般的にはアナフィラキシーは二回、蜂に刺されると起こるといわれています。 しかし実際は蜂毒アレルギー体質の方の場合は一回刺されただけでも、アナフィラキシーの症状が出る場合もあります。 逆に複数回、蜂に刺されても無事な方もいますが、だからといってむやみにスズメバチに近づくのは危険です。

しかし多くの毒がそうであるように、スズメバチの毒も正しく使用すれば薬になります。 スズメバチを生きたまま焼酎などに漬け込むことで、滋養強壮効果や美肌効果があるスズメバチ酒になります。

スズメバチの毒は主成分がタンパク質なので経口摂取なら胃で消化できます。 これはスズメバチの毒性自体はさほど強力なものではなく、死に至る原因は先述のアレルギー反応によるものだからです。

だからといって毒性が全くない訳ではないので、スズメバチ酒を多量に摂取しすぎるのは危険です。

一切の無駄がないスズメバチ

スズメバチはミツバチと違い蜂蜜は作れませんが、栄養価の高い蜂の子に脂肪燃焼効果のある蜂の子の唾液、更に成虫の毒も有効に使用できます。 また漢方においてはスズメバチの巣は露蜂房と呼ばれ、腫れや解毒作用がある薬として使用されます。 更に成虫のスズメバチも蜂の子のように食される場合もあり、主な調理方法は素揚げにします。

このようにスズメバチはその全てが高い栄養価と効能を持っています。 今後スズメバチの研究が進めば、更なる有益な効能が発見される可能性もあり期待が高まります。

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