蜂の子はどんな味?

蜂の子は見た目から嫌悪感を持つ人や、虫を食べる事にどうしても抵抗がある人が多いです。 しかしその一方で、蜂の子を食べてみると意外と美味しい、といった感想もとても多く、自分で蜂の子を採取しに行ってしまう人もいます。

蜂の子は健康食品としての一面を持ち、滋養強壮や耳鳴りの緩和、うつ病予防といった効能があります。 調理法も古くからある郷土料理はもちろん、ネット上に蜂の子料理のレシピを公開している方もいます。

ひそかな人気がある蜂の子はどのような食べ物なのでしょうか。

美味しいと評判の蜂の子

蜂の子は多くの方が意外と美味しいと評価は高いです。 しかし味を形容することは難しく、ネット上には下記のように

  • エビや魚の味に似ている
  • 卵の白身のような味
  • クセが無くほのかに甘みを感じる

という感想が多く見られます。 他に日本の昆虫食にはイナゴがあり、海外ではタガメなども食用とされますが、蜂の子は昆虫食の中で一番美味しく食べやすい部類に入ります。

栄養価の面でもほとんどの食用昆虫は栄養価が高いですが、蜂の子はその中でもトップクラスです。 特にビタミン類が非常に多く含まれており、蜂の子を献立に加えるだけで一日に必要なビタミンを補えます。

蜂の子は下準備で食べやすい味になる?

蜂の子を購入する主な方法はネット通販ですが、購入できる蜂の子のほとんどは佃煮などに調理された状態で販売されています。

佃煮という料理自体が一般的に少し濃い目の味付けをされることが多いので、市販の蜂の子の佃煮は蜂の子の味が分かりづらく、普通の佃煮の味とあまり違いはありません。 ですから普通の佃煮と同じようにご飯に合わせて食べることをおススメします。

これは合わせて食べると美味しいからという理由だけではなく、白米などの炭水化物と蜂の子を合わせて食べることで、蜂の子に豊富に含まれる栄養成分が効率的に作用しやすくなるためです。

もしも調理されていない生の蜂の子を入手できた場合は、蜂の子の中に黒く透けている内臓部分を取り出します。 この処理を行うことで蜂の子が食べやすくなります。

内臓を残したままだとお世辞にも淡泊でクセが無いとは言えない味になりますが、このクセが好みの方もいますので内臓を残したまま調理してみるのもいいかもしれません。

さなぎや成虫も食べられる

蜂の巣ごと蜂の子を入手できた場合、さなぎや成虫も巣に入っていることが多いです。 このさなぎや成虫も調理すればとても美味しく食べられます。

味や食感も幼虫とは異なるので、貴重な蜂の巣を入手できたなら食べ比べてみることをおススメします。 さなぎは少し歯ごたえがあり、幼虫ほど柔らかくもなく成虫ほど硬くもない、ちょうどいい歯ごたえを楽しめます。

さなぎは後述する料理に蜂の子と一緒に調理しても美味しくいただけます。 しかし成虫は毒針があるため、素揚げなどにして食べる方が無難です。

味は幼虫と同じくクセもありません。 人によっては薄味に感じることもあるので、塩などをかけると美味しく食べられます。

ちなみに加熱すると蜂の持つ毒は不活性化しますが、そもそも蜂の毒は主成分がタンパク質で構成されているため胃で消化しても問題ありません。 しかし、万が一のために素揚げを食べる際は魚の小骨を取るように、蜂のお尻の針を取り除きながら食べてください。

言い表せない蜂の子の味

ネット上で散見される蜂の子の味の感想の多くが○○のような味、と何かに例えられているのは蜂の子の味が独特なものだからです。

しかし独特な味だからこそ、蜂の子の味に根強いファンが多いのかもしれません。 ですから蜂の子に興味がある方は一度、比較的に入手しやすい佃煮などを実際に食べてみてください。

また佃煮以外の蜂の子料理は、長野県や岐阜県などの蜂の子を食べる伝統文化がある地域に食べられる飲食店があります。 ぜひ旅行の際に蜂の子を食べてみてください。

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