蜂の子に旬はある?

  1. 蜂の子の旬は8月下旬から10月ごろ
  2. 生の蜂の子が購入できるのは旬の時期だけ
  3. 味の旬は生後約3週間のサナギになる直前の蜂の子
  4. 素人の蜂の子捕りは危険です

蜂の子の旬は8月下旬から10月ごろ

蜂の子はネットなどでは、一年を通して蜂の子の缶詰が購入できますが、旬の時期はあります。 食用の蜂の子は主にスズメバチの幼虫が使用されており、スズメバチの営巣や産卵の時期の関係で蜂の子の旬は8月下旬から10月になります。

この時期はスズメバチの巣作りも終わり、巣の中の働き蜂や蜂の子の数が最も多くなる時期です。 この時期を見計らって、蜂の子の販売業者の多くは、野山などにスズメバチの巣を採取に行きます。 スズメバチを養殖して食用の蜂の子を生産している業者も極一部ですが存在します。

また、個人で蜂の子を採って楽しむために疑似的な養殖を行う方もいます。 しかし、商品として扱う蜂の子の多くは、野山で採れる天然の蜂の子にこだわっている業者が多いです。

生の蜂の子が購入できるのは旬の時期だけ

新鮮な旬の蜂の子も、蜂の子の缶詰と同様に現代ではネットで購入可能です。

採取された新鮮な蜂の子は、すぐに佃煮などに加工するものと、調理せずに冷凍して生の状態で販売する分に分けられます。 蜂の子の佃煮の缶詰は、保存が効くので蜂の子が採れない冬でも在庫が無くならない限りは購入することが可能です。

しかし、缶詰にしていない佃煮や、冷凍の生の蜂の子は缶詰ほど日持ちしない上に、工場で大量生産されている缶詰ほど在庫も多くないので、9月から販売されて一か月ほどで完売してしまいます。

ですから、生の蜂の子はこの時期を逃すと、購入することは非常に難しいです。 自宅で調理するために、生の蜂の子をお求めの方は9月の頭から蜂の子の販売業者のホームページをしっかりとチェックしておきましょう。

また、販売業者によっては8月ごろから、事前に蜂の子の予約を受け付けていることがあります。 よほどの不作でもなければ、予約しなくても蜂の子は購入できますが、心配な方は予約を受け付けている販売業者のホームページを探してみるといいでしょう。

味の旬は生後約3週間のサナギになる直前の蜂の子

魚などは産卵する時期が決まっており、多くの個体がほぼ同時に最も美味しくなる段階に成長するため、旬の時期もはっきりと判明しています。 しかし蜂の子は、採取・販売されるのは上記の通り9月ごろですが、女王蜂は毎日のように多くの卵を産卵しているため、生まれる時期も成長段階もバラバラです。

この時期が蜂の子が最も多く採れるので、旬なのは間違いありませんが、最も美味しくなる段階に成長しているかは個体差が大きいです。 では蜂の子が最も美味しい成長段階はというと、こちらも個体差があるのではっきりとは言えませんが、生後約3週間のサナギになる直前の蜂の子が最も美味しい旬の時期です。

この期間の蜂の子は前蛹と呼ばれ、見た目の特徴は、まだサナギにはなっておらず、蜂の子の体の中にある黒い筋のようなものが無いのが特徴です。 前蛹はサナギになる前に、体の中のフンを全て排出したため黒い筋が消えています。

この状態の蜂の子は成虫になるための栄養が最も蓄えられており、味も非常に美味しいです。 生の蜂の子を購入した際は、黒い筋が無い蜂の子を探して食べてみてください。

素人の蜂の子捕りは危険です

スズメバチには危険な毒があることは有名な話です。 複数回刺されると、アナフィラキシーと呼ばれる非常に危険な毒に対するアレルギー反応が起こり、死に至ることもあります。

防護服等を付けていても、服の隙間から侵入してくることもあるので、蜂の子を自分で捕りに行ってはいけません。 特に蜂の子の旬の時期は、成虫たちが外部の敵に敏感になっており、非常に攻撃的になっている時期です。 不用意にスズメバチの巣に近づかないようにしてください。

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