蜂の子の甘露煮

甘露煮とはしょう油、砂糖、みりん、そして水あめなどで煮た食べ物です。 一般的には魚の調理方法に用いられることが多いですが、蜂の子にもこの調理方法は使用されます。

しかし、甘露煮と佃煮の違いが曖昧なため、販売されている蜂の子の缶詰などには(佃煮・甘露煮)と両方の表記がされています。 実際には甘露煮と佃煮は少し違いますが、蜂の子の場合はほぼ同じものだと思っても問題ありません。

蜂の子の甘露煮の作り方

蜂の子の調理方法の中で、甘露煮や佃煮がもっともポピュラーな調理方法です。 甘露煮はもともと腐りにくくするために、水あめや砂糖を多く使用して煮込む保存食です。

そのため古くから蜂の子を食べる慣習がある地域では、必ずと言っていいほど蜂の子の郷土料理に甘露煮や佃煮があります。 これはイナゴなどの昆虫食でも同じです。

蜂の子に比べ、イナゴの食文化は広く日本国内に広がっていますが、やはりほとんどの地域でイナゴは佃煮や甘露煮にされています。 それほど甘露煮は簡単に作れて保存が効き、味も白いご飯に合う定番料理なのです。

蜂の子の下準備

まずは蜂の子の内臓を取り出します。 蜂の子は「クセのない味」と評されますが、それはしっかりと内臓を取り出した蜂の子だからです。

しかし味に独特のクセが出るだけなので、内臓を取るのが面倒な方や、蜂の子のクセが好きな方はこの工程は省いてしまっても大丈夫です。

  1. まず蜂の子を鍋で軽く茹でます。
  2. 茹であがったら、蜂の子の頭かお尻の部分を軽く千切ります。
  3. あとは少し蜂の子の内臓を押し出すように指でつまみ、内臓を取り出します。

フライパンで蜂の子を軽く炒める

次に蜂の子を少し焼き色が付くまで炒めます。 これは蜂の子の水分を飛ばすため、 また煮込む際に形が崩れにくくするためです。

鍋で煮汁を作る

蜂の子を炒めている間に煮汁を作ります。

  • しょう油 大さじ3
  • 砂糖
  • 大さじ3
  • みりん
  • 大さじ1
  • 水あめやハチミツ 適量
  • 酒 適量
  • 水 100ml

上記の材料を鍋で混ぜて煮詰めます。

分量はあくまで目安なので、お好みで分量を変えてみてください。 ちなみに、佃煮と甘露煮の違いに水あめの使用の有無が挙げられます。

水あめを使用せずに甘辛く煮たものが佃煮といわれています。 試しに一度、水あめを抜いて甘辛く煮込んでみてください。

タレと炒めた蜂の子を良く煮込む

蜂の子を炒め終わったら、3の鍋に蜂の子を入れて15分ほど煮汁で煮込み完成です。

ご飯のおともに最適

甘露煮はもともと保存食なので、調理の際は数日分のおかずを作るつもりで多めに調理するといいでしょう。 ご飯との相性もバッチリなので、おすすめです。

更に蜂の子は優秀な滋養食としての一面もあり、疲労回復や夏バテ防止に最適です。 ぜひ、蜂の子の甘露煮をご家庭でも作ってみてください。

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